「もし放っておけば危険!?チワワのペコが大きいのかどうかの見分け方!」

チワワ 病気

あなたの飼っているチワワは本当に病気をしておらず健康ですか?

ペットを飼うことのリスクはいくつかありますが、その中の一つとしてケガや病気があげられます。小型犬のチワワは人間とは違いデリケートな動物ですし、もちろん素人が治療できるものでもありません。私も現在チワワを飼っていて家族の一員として仲良く一緒に暮らしていますが、病気にはやはり気を付けるようにしています。

そんな中で、今回は子犬のチワワに特有なペコと呼ばれる特徴について取り上げます。ペコというのはチワワの頭蓋骨(ずがいこつ)に空いている穴のことなんですが、実はこのペコの大きさがある病気と深い関係にあります!

病気の名前は水頭症(すいとうしょう)と言って、脳脊髄液(のうせきずいえき)の量と圧力のバランスが崩れることによって脳が圧迫され、体の様々な部位に障害を引き起こす病気です。つまり、水頭症によってペコが見られるということです。

遺伝的にペコは子犬のチワワであればどんな犬にも存在するので、一概に水頭症だとは言えません。大きさ次第です。しかし、やはりチワワの飼い主さんにとっては心配事項ですよね。

この記事ではあなたと一緒に暮らすチワワのペコの大きさの見分け方を見ていきましょう!

チワワに見られる「ペコ」とはどんな特徴のものか

子犬のチワワは頭蓋骨に隙間部分があります。詳しい場所に関しては一概に決まっていません。

頭頂部にあることが多いと言われますが、側頭部のこめかみあたりに見られる子もいます。

私は自分の飼い犬であるチワワの頭を撫でることがありますが、正直実際手でペコを感じることはできませんでした。(犬の頭を触ることは問題ないのですが、力を入れずに優しく撫でてあげてください。この記事を後まで読んでいただくと、その理由が分かると思います。)

本来このペコは大人になる頃には塞がります。しかし、小型犬のチワワの場合、ペコが大きいため、成長しても閉じない子もいます。もともとのペコが大きいという理由で閉じないと言われています。

ペコの大きさと水頭症の関係

水頭症とは脳脊髄液の循環障害により、脳の中にある脳室という空洞部分が広がった状態になる病気のことです。脳室が広がってしまうことで、脳全体が圧迫されて神経障害が発生し、ふらつきやてんかん等の神経障害が発生することがあります。

そして、先ほど述べたペコは水頭症の発症に関わってきます。というのも、チワワが水頭症にかかってしまうと間違いなく身体的特徴としてペコが見られるようになります。外見的には頭が若干大きくなります。

さらに、ペコの大きさによって水頭症のリスクが変わってきます。小指程度の大きさであればリスクは低いですが、親指程度の大きさであればかなりリスクが高くなります。子犬のチワワのほとんどがペコを持っていて、一概に水頭症を発症しているというわけではありません。

しかし、大人になってもペコがなくならないというチワワは水頭症を発症しているリスクが高いと考えて対策を取ることが大切です。チワワは何も悪いことをしていないのに、生まれつき病気のリスクを背負っているということになります。不憫ふびんですよね。

普段から優しく接していきたいものです。それでは、あなたの飼っているチワワが水頭症になっているかどうか見分ける方法はあるのでしょうか?

水頭症になったチワワのペコの見分け方


結論から言えば、何かしら違和感を感じればすぐ動物病院に連れて行きましょう。前の項目でペコの大きさが水頭症の発症リスクに関わると述べさせていただきました。そこで気を付けて欲しいことは自分の手で確かめようとしてはいけないということ。

これは、あなたが飼っているチワワといかに信頼関係を築いていたとしてもです。優しく頭を触るだけならもちろん問題ありませんが、それだけではおそらくペコのきちんとした大きさまでは分からないでしょう。

チワワの頭はデリケートなので、自分で確かめようとすることは控えましょう。

  • 「あれ?ちょっと頭が大きくなった?」
  • 「今日はいつもより元気がないな。」

こんな風に思ったのであれば、チワワを連れて動物病院に行き、CT検査やMRI検査を受けるようにしましょう!

検査にはお金がかかるかもしれませんが、家族のためです。躊躇わずに病院で診てもらいましょう!

まとめ

  • 子犬のチワワには頭蓋骨に穴が空いており、ペコと呼ばれる
  • ペコは水頭症という病気と関係がある
  • 水頭症かどうか見分けるためには動物病院で検査を受けるのが良い

チワワのペコに関して水頭症との関係から見ていきました。

あなたも飼っているチワワの頭の大きさにちょっとでも違和感を感じたら、動物病院へ行きましょう。犬でも人間でも病気の早期発見が大切です。私の知り合いにもチワワを飼っている人がいます。

見た目やちょっとしんどそうな様子から違和感を感じて動物病院に行ったところ、早期発見で治療ができて良かったという事例があったそうです。

自分の家族の異変に早く気づけるように日頃からいっぱい世話してあげてよく観察しておくことが大切だと、私自身肝に銘じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました