チワワがドライフードを食べてくれない・・・とお悩みの方。
病気ではなく、おやつや他のフードの時にはがつがつと食べる場合はわがままを疑いますよね。同じものを食べていたら飽きてしまうという気持ちは分からなくもありませんが、食べないまま放っておくというわけにはいきません。
ドライフードは水分量が少ないので保存性が良い、固いので噛む力が維持できる、歯石(しせき)が付きにくいなどいいところがたくさんありますので、チワワの食事に取り入れている方は多いと思います。※歯石(しせき)は歯の汚れが固まってしまい歯磨きで落とせなくなってしまったものです。口の中のトラブルだけではなく、全身の病気を引き起こす可能性もあります。
私が飼っているチワワもおやつは食べるのに、ドライフードは食いつきが悪いなと感じることもあります。そのまま甘やかしていたらどんどん食べなくなるのでは?と心配になってしまいました。
無理やりに、とまではさすがに思いませんが、私もせっかくチワワのために選んだフードなので、なるべく食べ続けて欲しいと思い、現在食事を工夫しています。ドライフードを食べなくて悩んでいる方にも通じる部分があると思いますので、そのおすすめの方法をご紹介します。
また必殺の裏技を2つ紹介するので参考になればと思います!!
ドライフードを食べない?わがままが原因のときは・・・
チワワが健康であるのにドライフードを食べないのは、実は飼い主のフードの与え方に原因がある場合があります。それは、おやつなどチワワの好物をあげすぎることです。ドライフードを食べなければ、代わりに美味しいものがもらえると思ってしまうチワワもいます。
しかし、おやつばかり与えていても健康にはなりません。食事は食事としてしっかり食べて欲しいときは、メリハリをつけることが重要になってきます。
さて、食事でメリハリとは・・?と思われるでしょうけど、具体的には
おやつもあげない、トッピングもやめ、食べなかった場合は他のフードなどを与えず次の食事まで待つということです。ドライフード以外は出てこないことが分かると、食べるようになるということです。
目安は30分ぐらいです。いつでもご飯を食べられるわけではないとわかるので、食べるようになります。
なんだか、人間でいうとダイエットしているような感じですね。ただ、上のような方法を取っても食べようとしないチワワもいるようです。
つまり、十分な食事が摂れないということなので注意する点があります。
- 水分はしっかりと摂る
- 成長期の仔犬やシニア犬、夏バテなど体力が落ちているときはしないほうが良い
- 食事を食べない期間は長くても2日間
- チワワが健康であることが前提なので、尿や便、普段と違うところはないか様子を観察
可愛くておやつを毎日あげたい気持ちはありますが、チワワの健康のために、私自身もおやつは与えすぎないようにしています。ですので、お風呂に入れたときや少し長く留守番させてしまった時などのご褒美としてあげています。
ドライフードを食べないときにまず試してほしい方法
前は普通に食べていたドライフードを食べなくなってしまったときは、他のドライフードに変える、ウエットタイプに切り替えるなどどうしたら良いかいろいろ悩んでしまうと思いますが、今のフードのまま出来る手軽な方法があるのです。
それはフードを温めることです。
匂いが強くなるため食欲が増す効果があります。ドックフードの栄養素が壊れてしまうため30℃~40℃ぐらいで温め、フードをあげる時もチワワがやけどをしないように熱くないかを確認しましょう。
具体的なやり方は
- ぬるま湯を使いふやかす
- 電子レンジを使う
といった方法です。
ぬるま湯を使うときは、ドライフードにひたひたになるくらい注いでふやかします。10分から15分程度ドライフードが柔らかくなるのを待ちます。食べない理由が夏バテなどで食欲がない、噛む力が弱くなったといった場合にも使えます。
なお、フードは保存性がないためその都度作ってあげましょう。フードをやわらかくしたことで歯石(しせき)がつきやすくなりますので歯磨きや歯石対策グッツでケアをしたほうがいいです。
この方法は、ドックフードのみ使っているため、少し試してまたいつものドライフードに戻しやすいと思います。とりあえず今与えているフードで様子を見たいときにおすすめです。
ドライフードをアレンジして食べてもらうときのおすすめ食材
さて、やっぱりドライフードを食べない・・、そんな時は何か他の食材をプラスして与える方法もあります。もちろん、市販品を使うのも一つの方法です。今は様々な味のふりかけやウエットフードがありますので、それを取り入れるのも手軽だと思います。
しかし、私のおすすめは普段私たちが口にする食材をプラスする方法です。市販品を混ぜるのに比べると多少の手間は掛かりますが、手作りしたものを食べてくれるのはうれしいです。普段とは違う栄養が摂れたり、便の調子をよくしてくれたりと良い効果もあります。
おすすめのものがいくつかありますので、ご紹介します。
肉の中でも低カロリーで高たんぱくです。加熱をし、食べやすいよう小さくカットしましょう。また与える目安はチワワの1日の摂取カロリーの10%キロカロリー未満とします。与えすぎは腎臓病などを引き起こすので注意をしましょう
野菜が好きというチワワもいると思います。キャベツやかぼちゃなど犬が食べられるものを選んでください。食物繊維が豊富なので、お通じに悩んでいる場合にもいいです。食べやすいように加熱をし、小さくカットします。
多めに与える事で、それしか食べなくなったり栄養バランスが崩れて体調を崩したり病気になったりしますので、注意しましょう。また、トッピングした分ドライフードの量も調整してあげて下さいね。
あくまで私の視点ですが、栄養が摂れるとはいえ毎日同じ食事ではなく、多少の変化をつけてあげたいと考えてしまいます。チワワの食がすすまない日や、味の変化をつけるために私も取り入れています。普段と反応が違い、美味しそうなのでやってよかったと思います。
私のドライフードを食べない時の裏技その1
食事でいろいろな工夫をしても食べてくれない・・。という経験は私にもあります。元気であってもご飯は食べないのです。ですが、いつもより5分でも遊んであげると満足したのか自分から遊んでいる途中に食べる時があります。
美味しく食事を出来る環境かどうかも考えてあげなければいけないのだとハッとしました。
ストレスは食べない原因にもなってしまいます。
- チワワがストレスを感じていないかのチェックとして
- そもそもワンちゃんとのスキンシップがない、足りていない
- 普段忙しくて、散歩やおもちゃで遊ぶのが手抜きになっている、マンネリ化
- 留守番が多い
- トイレは清潔か?
- ブラッシングなどの身だしなみは大丈夫か?
などの環境を見直してしみましょう。
私たちもストレスがあると、食欲が出ません。チワワと遊ぶ、ケアをしっかりしてあげるなどコミュニケーションをとってみましょう。
私のドライフードを食べない時の裏技その2
フードをあげていて気が付いたことがあるのですが、心なしか、袋を開けた前半と後半では食いつきが違うのです。そこで私は思いました。
ドライフードが酸化しているのではないか?
時間が経つことで、多くの食品は風味や味などが好ましくなくなります。例えば、スナック菓子なら1か月前はありえないと思います。湿気でパリッとした食感が100%失われています。保存がきくものとはいえ、やはりドライフードにも当てはまると考えました。実際にはチワワに聞かないとわかりませんが、美味しくなくなっているフードを食べさせるのはかわいそうと思いました。
実際に真空パックを使うと食品の酸化が抑えられて、開けたときの状態が保たれます。
そこで、私の家ではフードは真空で保存する方法をとっています。
真空パックにもいろいろあります。
・自動の真空パック
・専用袋がいらないタイプ
真空での保存が一番鮮度を保てると思いますが、ジップロックで保存するなど、ドライフードの品質が保てるような工夫も必要ですね。
なお実際に試してみた効果は・・・
動物は正直でした・・・!
まとめ
- ドライフードを与えるときは、メリハリをつけて
- ふやかす、あたためる方法で食いつきはよくなる
- ドライフードを食べないときは、ドライフードにトッピングする
- 原因はストレスかもしれないので、様子を見てケアしよう
- ドライフードの鮮度を保つ工夫を。真空パックもおすすめ
ドライフードを食べないチワワに対して、今回いろいろな方法をご紹介しました。しっかりと食事を摂ることは健康につながりますので、一度おやつをあげすぎていないか確認をしましょう。
そして、フードを変える前にできることはあります。今回私が裏技としてお伝えしたストレスを減らしてあげたり、フードの品質を保ったりする方法も試していただけばと思います。飼い主さんとチワワに合った方法で、食事がとれるようになるといいですね。
参考になりそうなものがありましたら、ぜひ行ってみて下さい。
コメント