チワワがお散歩で歩かない!嫌い、吠える…その原因とは?

チワワ 散歩と日常生活

お散歩の途中、進行方向に行こうとせずに立ち止まって踏ん張ったり、座り込んでしまったり…
あるいは、他の人や犬に向かって吠えてしまったり…お散歩が嫌いなのかなと思う行動をされることありませんか?

私も経験があり、途中で止まると中々動こうとしなかったり、他の犬を見ただけで吠えたり、とても大変でした。お散歩が嫌いだからと言って全く行かないわけにもいきません。お散歩嫌いになってしまう原因は、ワンちゃんの性格だけではなく多くの場合は、お散歩の中に原因があるのです。

原因と対処法を理解して、少しずつお散歩を好きになってもらうことがとても大切です。なぜ、歩かないのか、吠えてしまうのか、理由とその対処法をご紹介します!

なぜ、チワワがお散歩を嫌いに?その主な理由3つ

お散歩が嫌いで、途中断念して抱っこして帰るという経験はありませんか?

理由もなくお散歩を嫌いになることはありません。では、ワンちゃんがお散歩を嫌いになってしまう理由はなにでしょう?
大きく分けて3つあります。

社会経験が圧倒的に足りない

お散歩嫌いの1番大きな理由は社会経験が足りていないこと。お散歩はワンちゃんにとって安全なお家の中から未知なものにあふれた外の世界に出るようなものです。

人間でも知らない土地や環境に行くのはとても勇気がいることですよね?ワンちゃんは特に、1日の間で過ごす時間が長いのは家の中ですので、外は全然知らない場所です。

他の人間やワンちゃん、乗り物など、慣れていないので、大丈夫か、安全かなど、探り探りです。子犬でまだまだお散歩初心者の子や、お散歩にあまり行っていない子は、社会性が身についていません。

時には止まって、においや音を感じとって、周りの情報を収集します。そのため、止まってしまう、歩かなくなってしまうこともあります。

散歩中のハプニングがトラウマに

外は知らない場所であり、怖い場所と感じているワンちゃんもいます。特に、お散歩中に大きな音がしてびっくりしたり、他のワンちゃんにひどく吠えられたことがあったり…

その他、ちょっとびっくりしたことや、怖いことがあったワンちゃんは外の世界は怖いと感じてしまい、お散歩を嫌いになってしまいます。うちのワンちゃんも近所の大きいワンちゃんに吠えられたことがあり、とてもびっくりしたようでした。

そこからはお散歩に出ても全然歩こうとしないことが続き、お散歩が一時期嫌いになったことがあります。そうなってしまったら、お散歩が楽しいことなのだと、怖いことがあったことを忘れるくらいに、いいことを経験させてあげられると、意外と簡単に好きになってもらえることがあります。

止まったら抱っこ!の甘え上手

お散歩で歩かないからと、すぐに抱っこしてあげていませんか?
初めのうちや、たくさん運動してしまった時は、無理して歩かせるのもよくないので、抱っこしてあげることも大切ですが、常に、歩かなくなったら抱っこを繰り返していると、

  • 「この人は歩くのをやめたら抱っこしてくれる」
  • 「お散歩は途中で止まって抱っこしてもらうもの」

と勘違いされている可能性があります。
歩かなくなれば、抱っこしてもらえると、甘えてしまうのです。

お散歩で歩かない!?歩き出すための合図が大切


チワワがお散歩の時に歩かないときは、周りのいろいろな匂いや音、周りの景色から外の世界の情報を集めているのも理由の一つです。でもお散歩嫌いの子は、「飼い主さんに抱っこしてもらおう」という甘えや、「怖いから動きたくない」という不安などが主な理由です。

では、歩かずにその場から動いてくれない時はどうしたらいいのでしょう?

怖がっているようでしたら、無理に歩かせる必要はありません。無理をさせてしまうとお散歩は嫌なものだと思ってしまい、どんどん嫌いになってしまいます。「おいで!」と明るく声をかけたら、歩き出してくれるようにトレーニングすることが大切です。

意地をはって中々動いてくれない時はちょっとリードを強めにクイッと引っ張ってみましょう。引っ張るとかわいそうだと思ってしまうかもしれませんが、いつもより少し強めに引くことで、歩くこと、進行方向に意識を向けてもらい、飼い主さんがリーダーだと思ってもらうのです。

あまりにも強く引っ張ってしまうとワンちゃんも踏ん張って肉球を痛めてしまうので、ほんとうに動きたくないというときには、無理はしないようにしましょう!

指示を出して歩いてくれたら、ちゃんと褒めて、おやつをあげるのも忘れずに!お散歩で歩いたらいいことがあると思ってもらうのです。

散歩で吠えるのはしょうがない?対策次第で一変!


チワワは警戒心がとても強い犬種です。
よく知らない環境やもの、音に対しても恐怖を抱いたり、警戒したりしてしまいます。知らない人やワンちゃんに対して、警戒して吠えてしまうことも…お散歩デビューしたてのころは、なにもかもが知らないもので溢れているので、とても不安になっています。

しかし、ずっと吠えてしまうと飼い主さんも大変ですし、ワンちゃんもストレスになってしまいます。私も毎回すれ違うたびに吠えてしまうので、相手に対して申し訳ない気持ちになりましたし、ワンちゃんも疲れちゃうなと心配していました。

また、他の犬や人とすれ違いざまに吠えるようになってしまうと、「吠えたらみんないなくなる」と思ってしまい、吠え癖は中々治らなくなってしまいます。

吠えそうな状況になったら、その場を離れるか、視界を遮るようにしましょう。注意をそらせるために指示を出したり、おやつを使ったりするのもいいですね!

吠えてしまう時は興奮状態なので、「待て」や「おすわり」「ふせ」などで一旦落ち着いてもらうようにしましょう!

すれ違うまで大人しくできたら、いっぱい褒めてあげて、おやつをあげるのも忘れずに。
他の人や犬に会った時に、吠えなければいいことがあると思ってもらえると万々歳です!

子犬の時が勝負?成犬チワワの散歩嫌い改善策とは?


お散歩が嫌いなワンちゃんの多くは小さい時に社会化が十分できなかったことが原因です。生後4ヶ月ほどになると物心がつき、警戒心も一丁前になってしまいます。小さな頃から、お散歩に慣れて、他の人や犬に対しても、耐性がついてくると、お散歩も難なくこなせるようになります。

成犬になってからだと、もうお散歩嫌いは治らない?

とても難しいですが、社会性をつけてあげることで、お散歩嫌いが軽減されることもあります!まずは、歩きたくない、お散歩が嫌いな理由が何なのかワンちゃんの様子をみてみましょう。

怖がっているのか?他の人やワンちゃんを警戒しているのか…怖がっているのであれば、その環境に慣れるまで、ゆっくりとお散歩をしてあげましょう。声をかけてあげて、不安を取り除くことも大切です。

他の人やワンちゃんを警戒しているのであれば、近づくのが嫌だと思っているので、徐々に慣れさせることが大切です。ちょっと離れたところで観察させたり、ワンちゃん友達がいれば、ちょっと離れたところで待ってもらい、少しずつ慣れたら近づいていく練習をするのがいいですね。

一気に近づいてしまうとパニックになってしまうこともあるので、ゆっくり慣れさせてあげましょう!

飼い主さんの不安や緊張がリードを通して
伝わってしまっていることもあります。
他のワンちゃんが来た!大丈夫かな?
と飼い主さんが不安や緊張してしまうと、
その緊張が伝わって、ワンちゃんも緊張してしまいます。

飼い主さんの不安や緊張がリードを通して伝わってしまっていることもあります。他のワンちゃんが来た!大丈夫かな?と飼い主さんが不安や緊張してしまうと、その緊張が伝わって、ワンちゃんも緊張してしまいます。

大切なのは、不安がらずにお散歩は楽しいと思ってもらうこと。
ワンちゃんの不安を取り除くために、ゆっくりとお散歩に慣れてもらうこと、そして、飼い主さんも不安がらずに楽しく一緒に歩くのがポイントです。

まとめ

  • 散歩慣れしていないことが散歩嫌いの大きな要因
  • 歩かない時は合図出しで歩けるようにトレーニング
  • 吠える前に注意をそらして吠えぐせ防止
  • 成犬でもゆっくり社会性をつけることで散歩嫌い改善

お散歩が嫌いな子の1番大きな原因は社会性が十分に身についていないことです。

お散歩中に嫌なことがあってトラウマになってしまった場合も、抱っこしてもらえるように甘え上手になってしまった場合も、歩きたくないと踏ん張ってしまう時も、他の人やワンちゃんに吠えてしまう時も、お散歩の中で様々な環境に慣れていないことで怖がったり、緊張したり、甘えたりしてしまいます。

子犬でも成犬でも、どの場合でも、ゆっくりとお散歩に慣れてもらうこと、お散歩は楽しいものだと思ってもらうことが大切。どういう原因があるのかを見極めて、それにあった対処方法をとれるように!!

ワンちゃんをよく見て、トレーニングを繰り返し、できたらたくさん褒める。
慣れこそお散歩をエンジョイする秘訣なのです!

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