【解決】子犬のチワワのしつけでトイレが失敗!成功するトレーニング法

チワワ しつけ

チワワを飼う上で必ずしつけたい事といえば【トイレ】ですよね。

チワワに悪気はないとしても、部屋のあちこちにトイレをするようだといくら可愛くても少し困ってしまいます。匂いの問題、粗相をしたところは洗濯もしなければいけないなども重なって部屋の中で自由に遊ばせることも難しくなってしまいます。

私にも失敗が続いたり、できたと思っていたらできなくなったり・・・という経験がありました。ワンちゃんの性格にもよりますが、1日2日ではとても覚えないのがトイレ事情です。うちの子は教えても出来ないとあきらめていませんか?

トイレは教えないとそこでするものだと認識してくれません。覚えてもらうことが一番大切です!!
全ての飼い主が通る道ですし、私も覚えてもらうまでいろいろ思考錯誤しました。やはり子犬の頃からトレーニングをすることで覚えやすくなります。

そこで今回はチワワのトイレトレーニングで悩んでいる方に、スムーズに進むコツをお伝えします。

しつけの基本!子犬のチワワのトイレトレーニング

お部屋でチワワを飼う以上、「トイレは教えたところにしてくれること」は一緒に生活をするうえで大切なところとなってきます。

トレーニングが終われば、チワワをお部屋でフリーに出来ますし、飼い主も匂いや掃除などの負担も減りイライラすることもなくなります。まずは、私が行った基本のトイレトレーニングをお伝えします。
ちなみにチワワが家に来てからすぐ始めましょう!

して欲しくない場所をトイレだと認識する、どこでもしていいと覚えてしまうと大変ですし、小さいうちからトレーニングを行うことで身に付くのも早いです。

覚える期間は、チワワによっても違いますが大体2~3週間かかります。まず用意したほうがいいものはトイレ用のケージ、トイレシートです。ここがトイレだと認識してもらうためにもケージやサークルなど囲うものを新たに用意し、普段寝る場所や食事を食べる場所と離れたところに設置したほうがいいです。その中にトイレシーツを全面に敷き詰めます。

おしっこの匂いの付いたシートを敷くとチワワにとってわかりやすい

トイレをしたがるまでは自由にさせる
1.トイレをしたがるまでは自由にさせる

トイレのタイミングが分からない場合は、いつするのか時間や間隔をメモして参考にします。

2.トイレをしたがる様子が見えたらトイレに連れていく

そわそわとして落ち着きがなくなることが多いです。床の匂いをかぐ、くるくるとまわる、同じところを何度もウロウロするなど変わった様子が見られると思います。

3.排泄を確認する

15分ぐらい経ってもトイレをしたがらないようなら、もう一度自由にさせて、しばらくしたらトイレのサークル・ケージに戻します

4.トイレが出来たらサークル・ケージから出し自由にさせる

トイレで排泄出来たことがいい事だとわかってもらう必要があります。おやつをあげる、ほめるなどします。また、すぐ寝るケージなどに戻したりすると「悪いことをしたのか?」勘違いする場合もありますので、チワワが喜ぶように遊んであげるのもいいです。

5.自分でトイレに行くように

ある程度できるようになるまで飼い主が抱えてトイレに連れていっていますが、チワワが自分から行くようにしないとトイレトレーニングは終わりとは言えません。トイレをしたそうな時、トイレ中に「決まった言葉」をかけると覚えてくれる可能性が高くなります。
例えば「シーシー」や「ワンツー」などです。

一人ではなくご家族でトレーニングをする場合は言葉を統一して下さいね!

私自身トイレを早く覚えてもらいたいと思い、トイレのしつけは迎えたときから行いました。私が飼っているチワワは食後排泄することが多かったので、そのタイミングでトイレに連れて行きました。1週間ぐらいして、ある程度時間が経ったら抱えず、おやつなどを使って誘導して自分でトイレに行くようにしていました。

子犬のトイレトレーニングのポイントはここだけ抑えて

子犬を迎えていざトイレトレーニングをするときに欠かせないポイントがあります。
早く終わらせたいからといって焦ってしつけをしたり、間違った方法をとってしまうと
なかなか覚えてもらえないこともあります。
トレーニングをするうえで大切なことをお伝えします。

ほめることが大切

ほめられるとやはりチワワも嬉しいものです。この場所でするといいことがあると覚えてもらいましょう。何が良かったのかをわかってもらうために、終わったらすぐにほめます。おやつをあげるという方法もありますが、きちんと言葉でほめてあげても伝わります。排泄が終わったら遊んであげるなどしましょう。

決して怒ってはいけない

してはいけない場所や何回も失敗されると、ついひとこと言いたくもなる気持ちはわかりますが、チワワにとって逆効果なのです。排泄自体がしてはいけないことだと、思ってしまい我慢をしたり、隠れてしたり、隠そうと食糞(しょくふん)をしてしまうこともあります。

失敗したときに、大げさに反応することもチワワにとって「構ってもらえている?」と勘違いすることもあります。騒がずにさっと片付けましょう。

食糞(しょくふん)は排泄されたうんちを食べてしまうことです。

トイレトレーニング中は間違えやすいカーペットやクッションを置かない

してしまったら匂いを消すために洗濯となりますし、トイレシートがトイレだと覚えるまでは周りに置かないほうががいいです。

なるべく失敗させない、できなかったときはきちんと匂い消す

他に匂いがすると紛らわしいですし、して欲しい場所をなかなか覚えてくれないこともあります。粗相をしたあと、軽く拭いただけでは匂いはとれませんので、きちんと掃除をしましょう。

私自身も子犬のチワワをフリーにしたとたんに、トイレではない場所にしてしまうという経験もあります。失敗するものだと思ってちょっとのんびり構えていました。

しかし早く覚えて欲しくていろいろ勉強をしたところ、最初が肝心で、しかも匂いにも気を付けなければいけないと分かり、排泄する時間をメモしたり、トイレの兆候が見られたらすぐにトイレに連れて行ったりする方法に変えました。2週間もかからなかったと思いますがトイレを覚えてもらうまでは結構つきっきりだった記憶があります・・・。

覚えたはずなのにトイレ失敗?その理由

一通り、トイレトレーニングも終わり一安心・・と思いきや、失敗するようになったときは、チワワを怒らないにしてもイライラとしてしまうこともあると思います。
もしかしてうちのチワワは覚えないのだろうか?とあきらめるのは早いです。
その理由と対処についてお伝えします。

トイレは寝床や食事場所と離れたところにする

ペットショップにいたときはケージ内にトイレがあったかもしれませんが、もともと犬はきれい好きであり、寝床ではトイレをしたがりません。ケージ内でもなるべく寝床と離れたところに設置し、お部屋でフリーにさせたい場合はもう一つトイレを少し離れたところに設置するのがおすすめです。

トイレ環境が心地いいものか?

トイレはある程度落ち着けて、温度も快適な場所にありますか?匂いの付いたシートを置くと書きましたが、あまりに汚い場合はチワワも嫌がりますし、もし他の犬もいる場合同じトイレを使うのを嫌がることもあります。特に最初はトイレシートが小さすぎる場合も落ち着きません。

分離不安症(ぶんりふあんしょう)や留守番のストレス

分離不安症は飼い主がいないことへのストレスで、いつもはしないところにトイレをしてしまうという現象です。部屋をぐちゃぐちゃにするなどの行動もみられる場合もあります。今回のトイレトレーニングとは対応が違ってきますので、今回は詳しく書きませんが、粗相をしたことに対して怒るのはいけません。

構って欲しくてわざと失敗する

この時は、大げさなリアクションをすると構ってもらえたと勘違いしますので、ひとまず、冷静に片付けることをおすすめします。

病気

主な原因は膀胱炎です。トイレ以外に変わった様子がないかも確認しましょう

何かのきっかけで

ふとしたきっかけでいつもの場所でトイレをしなくなることもあるようです。実は覚えきれていなかった、マーキングをするようになった、引っ越しなどで環境が変わった、初めて散歩に連れていったら急に、などというパターンです。この場合は、もう一度しつけをやり直しましょう!

少し時間はかかるかもしれませんが成長してからでもトレーニングは出来ます。

  • 粗相をしたところの匂いは残らないように。
  • カーペットなどまぎらわしいものは置かない

とにかく根気よく接するのが一番の近道。

私が飼っているチワワは、子犬のときになぜかクッションの上によくおしっこをしました。
洗ってもまたされるというのを3回ほど繰り返したので、思い切って処分したことを覚えています。
今思えば、クッションの感触が好みだったか、匂いがしみついてここにしてもいいと思っていたのでしょうか。

また、覚えたと思っていても失敗されたことはあります。できていたのになぜ?と一瞬思いますが怒ることはしていません。ただ、何も反応せずにささっと片付けています。ほめることは大事だとお伝えしましたが、私がいるときトイレシートで排便やおしっこできたらほめることは徹底しました。

繰り返し行っているとトイレシートにうんちをした後「見て見て!」という反応をするので「トイレはほめて育てるのだなぁ」と実感しています。長い目で取り組むものだと思いました。

犬によってしつけは違う!?チワワはどうなの!?

しつけを行うときに、やはり犬の性格は関わってきます。
個体差が大きい部分ではありますが、同じ小型犬でも種類によって傾向があったりするのです。
少し他の犬種も交えて、ではチワワはどうなのか・・?を少しお伝えしたいと思います。

ミニチュア・ピンシャ―


小さいながらも、きりっとした感じが魅力的な犬です。運動量が多く、アクティブ、少し人見知りですが何かあったときは立ち向かう勇敢な性格の子が多いです。とにかく散歩が大好きなので小型犬だと思って飼うと後悔する可能性があります。

少し落ち着きがないところがみられ、運動量が足りない場合は違うことで欲求を満たそうとします。
しかし、飼い主にはなつきやすいとされるので、毎日、しっかりワンちゃんと散歩できる人なら合うと思います。

ちなみに私の友人は子供時代からの憧れのミニチュア・ピンシャーを飼ったのですが、予想以上の運動量にビックリしていました。または、もともと落ち着きがない性格なのか・・・。反応性がよく、いろいろなことに敏感で忠誠心が高いので、しっかりとしつけができれば教えたことは出来ることが多いです。

トイプードル


くるくるした毛がとても可愛らしく、甘えん坊や友好的な子が多いとされています。意外と活発で運動が好きなので、散歩に連れていける、一緒に遊んであげる時間が確保できる人がいいです。また、しつけがしやすいとされ、色々覚えるのが早いです。

その反面間違ったこともそのまま覚えてしまうこともあるので、しつけたいことは甘やかしすぎずにきちんと行う必要があります。嫌なことがあった場合もよく覚えているので、叱るよりもほめて育てるほうがいいです。

チワワ


頭が良く、信頼関係が築ければ飼い主に忠実といわれています。

臆病な反面、知らない人が来た時に吠えて立ち向かうといったところもあります。散歩はあまり多く必要としません。家の中でも、しっかりと遊ぶ時間を作ってあげれば満足します。性格は個体差が大きく、とにかく大人しく甘えん坊の子、プライドが高く自分が納得しないと気が済まない子と分かれるようです。

私が飼っているチワワは、とにかくやんちゃです。しつけがきちんと出来るまでは、もはややんちゃを通り越し、落ち着きがなくとにかく吠えるなどしていました。ですが、やはり賢いといわれるだけあり、私もいろいろ勉強をして、しつけをし直したところ前とはうってかわりお利口になりました。

チワワのしつけ!号令でトイレが出来ると役立つ?その訳は


最初の方にお伝えしました、トイレに行きたそうなときやトイレ中のときにかける言葉【シーシーやワン・ツー】などは覚えてもらえるとチワワにも私たちにもメリットがあります。
せっかくしつけをするのでしたらトイレトレーニングの際に取り入れてみることをお勧めします。

覚えてくれれば、トイレに行かせたいタイミングや外出時にも活用できます。

一緒に出掛ける機会がある場合、いかせたいタイミングでトイレをしてもらえれば、失敗も減らせますので飼い主も余計な心配がなくなります。また、チワワが慣れない環境やペットキャリーの中でトイレを我慢してしまうことも減らせますし、家ではないペットシートの上でも排泄してくれます。
例えば

  1. お出かけ(車での長距離の移動)のとき
  2. 他の家に連れて行くとき
  3. 病院に行くとき

など前もって済ませておくことが出来るのです。

すぐには覚えないといわれていますが、実際に私も3か月くらい掛かりました。しかし、覚えてくれれば愛犬との思いで作りに旅行に行った際もペットシートにしてくれますので、マナーやチワワの体ことも含めて教えてよかったと思います。

まとめ

  • トレーニング中はトイレに行きたい兆候は見逃さない
  • トレーニングのコツはとにかくほめる・叱らない・匂いを消す
  • 失敗しても気長に構える気持ちは大切。病気などほかに原因がないかもチェックを
  • チワワは賢い。信頼関係をうまく築いてとしつけを
  • トイレの【号令】も子犬のうちから一緒にトレーニングすると役に立つ

可愛い子犬時代、早く部屋で自由にさせて一緒に遊びたいという方は多いと思います。

トイレトレーニングが終われば、チワワを自由に出来ますし私たちもしつけが一つ済み、匂いに悩むこともなりますね。トイレの号令も一緒に覚えてもらえればメリットは大きいです。

チワワによっては早く覚えない子もいるとは思いますが、完璧になるまでは時間が掛かるものだと思うことも大切だと思います。賢いとされるチワワなので、伝え方を変えれば分かってくれると思います。

しつけトレーニングが上手くいかず半分あきらめている方も、参考になるところがあれば、ぜひ試してみてください。

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