チワワにおすわり・伏せは難しい?教え方のコツをご紹介!

チワワ しつけ

チワワにはあまりしつけが必要ない教えるのが難しいと言われることがあります。
確かに、チワワは体が小さく、大型犬に比べるとある程度、人間の力で動きを制御することができます。

しかし、お散歩の時など、とっさに抱えたりして行動を制御することが難しい時もあります。また、チワワは警戒心がとても強いので、他の人や犬に対して、吠えたり、噛み付いたりするなどの問題行動をしてしまう子もいます。そのような時に、しつけができていると、ワンちゃんの行動を止めて、一旦落ち着かせることもできるのです。

教えるのが大変だと言われることもありますが、実際は、ちょっとしたコツでとても簡単に教えることができます。

今回は、しつけの基本中の基本であるおすわり・伏せの教え方のコツをご紹介します。

チワワにしつけは必要ない!?おすわり・伏せの役割とは?

チワワは世界一小さな犬種と言われるほど小柄なため、お散歩に行くだけでも多くの危険にさらされています。小さな溝に足が挟まってしまったり、人の死角に入りぶつかってしまうことも…また、警戒心も強いので、他の人や犬に対して吠えたりしてしまい、周りの迷惑にもなってしまいます。

私もお散歩に初めて連れて行った時に、他の人や犬、車などにびっくりしたのか、吠えたり、飛びかかったりすることが多かったです。信号待ちでも動いていたので、そのまま飛び出していかないか、とても冷や冷やしました。

そういった、危険や問題行動を回避するため、飼い主さんの指示にワンちゃんが従ってくれるように
ワンちゃんの動きをある程度コントロールするためにしつけをすることはとても重要です。

しつけの基本中の基本である、おすわり伏せは特にワンちゃんの動きをコントロールするのに効果的です。では、おすわり・伏せはそれぞれどのような役割があるのでしょうか?

おすわりはブレーキ

おすわりは、ワンちゃんが行動を起こそうとした時にその行動にブレーキをかける役割があります。
とっさのことでも、怒って大きな声で叱るよりも、おすわりをさせることができると、行動をストップさせて、一旦落ち着かせることができます。

おすわりをすることで、動きが止まるので、吠えたり、噛み付いたり、飛びかかったり…そういった、問題行為を事前に防ぐことにも繋がりますので、しつけの中でも重要な役割となります。

伏せはパーキング

伏せは、ワンちゃんの動きを止めて、その場でじっとさせる役割があります。パーキングの状態ですね!

ワンちゃんがお腹を床につけている状態で、寝る時と似たような体勢になるので、ある程度リラックスした姿勢です。足も折りたたんで、お腹を床につけている状態なので、急にバッと動き出すことがありません。

そのため、他の人や犬とすれ違う時など、その場でじっとさせて落ち着いた状態にさせることができます。おすわりと同様に急に動き出すことを防ぐので、他の人や犬に迷惑をかけることの防止にもなりますし、車や電車が通る場所で、信号待ちなどで急に飛び出したりしないので、危険防止にもなります。

おすわり・伏せの役割を知った上で、実際の状況に合わせて使い分けられるといいですね!

超簡単!チワワのおすわりの教え方


しつけの基本である「おすわり」を教えるのはとても簡単です!
3ステップに分けてご紹介します!

おやつを手に持って、ワンちゃんの鼻先にもっていきます。

このとき、ご褒美のおやつがあることを意識させて、
視線をおやつに向けさせましょう!

おやつを少しずつ頭からお尻のほうにもっていきます。

このとき、「おすわり」や「シット」と声をかけながらやります。

声かけは、統一させておくとワンちゃんが混乱せずにすんなりと「この動きは おすわり(シット) っていうんだ」と覚えてくれます。

顔を上に向けて、少し後ろに反るようなかたちにすることで、重心が自然とお尻のほうにいき、お尻を床につけることになります。もし、全然おすわりのかたちになってくれないという時は少しお尻を押さえてあげると、腰が下がるので、最終手段で使ってみてください。

おすわりの姿勢になったら、手に持っていたご褒美をあげて

思い切り褒めてあげましょう!

この3つのステップを繰り返します。

1回で覚えられることはそうないです。人間も何度も繰り返し練習して覚えますよね?
ワンちゃんも覚えるまで時間がかかる子もいますが、繰り返すことで覚えてくれるので、
何度も繰り返して教えましょう!

もちろん、ほめることを忘れずに!

ちょっとコツがいる?伏せの教え方のポイント!


おすわりができたら、次は伏せを教えましょう!
伏せはおすわりができるようになると、教えるのは簡単です。
おすわり同様、3つのステップでご紹介します!

まずはおすわりをさせた状態からスタート!

鼻先におやつをもっていき、おやつに意識を向けさせます。

おやつを鼻先から床に近づけていきます

床におやつを近づけた時、まだ体勢を変えそうになければ、
床におやつをつけたまま、少しずつおやつを体から離すように動かします。
すると、自然と頭が下がり体勢が低くなるので、
お腹をつけた伏せの形になります。

このとき、「伏せ」「ダウン」と声をかけながら行います。もちろん、どちらの声かけを使ってもいいですが、必ず、「伏せ」なら「伏せ」で統一させることが大切です。

ふせの体勢になったら、ご褒美をあげます。

しつけや何か芸を教えたりすることは、信頼関係を築くことにつながります。時には、甘やかさずにきちんと指示をだして、ワンちゃんに従ってもらうことも大切なのです。できなかったとしても、怒ったり、諦めたりせず、根気よく教えてあげましょう!

まとめ

  • おすわり・伏せはワンちゃんを危険や問題行動から避けるために重要なしつけ
  • おすわりは、顔をあげさせて重心を後ろにするのがポイント
  • 伏せは、おすわりの状態から顔を床に近づけるようなイメージで体勢を変える

チワワは小さくて可愛いので、甘やかしてしまう飼い主さんが多いため、教えるのが難しい、しつけが大変だと言われることがあります。体は小さいですが、とても勇敢で賢い一面も持っているチワワ。
警戒心から、問題行動を起こしてしまうことも…。

突然動き出すことで、危険な場所に行ってしまうことや、他の人や犬に吠えたり、噛み付いたりの問題行動を防止するためにも、基本のしつけであるおすわり・伏せをしっかりと教えてあげましょう!

教える時は、ほめることを忘れずに!!

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